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スマートフォンの急速充電はどのくらい早いのか?検証してみた!【Quick Charge/Power IQ】

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スマートフォンをなにげなく毎日充電しますよね

 

スマートフォンの性能が上がるにつれバッテリー容量も増え

付属の充電器や簡易的な充電器では不足を感じるようになってきました

 

そこで、いろいろなパターンで充電にかかる時間を計測してみましたので

「実際急速充電ってどれくらい早いの?」

という方に参考にしていただければと思います!

急速充電技術

「急速充電」とひと言で言っても、

実は各社がいろいろな技術を開発しています

今回使用する技術をご紹介

 

Quick Charge

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Fast Charging Technology | Quick Charge 4, 3.0 and 2.0 Devices | Qualcomm

Qualcommが開発した規格です

いくつかのバージョンがあり、機種によって対応するバージョンが異なります

最新はバージョン4.0で、そのほかQuick Charge3.0、2.0があります

こちらは充電器・端末などがそれぞれ対応していなければ使用できません

また、iPhoneには対応していないです

しかし充電速度はやはり速いです!

 

※iPhoneにはこちらのようなPower Delivery(PD)対応の製品で急速充電できます

 

Power IQ

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Anker独自の急速充電テクノロジーPowerIQ | Anker(アンカー)公式 | モバイルバッテリー・充電器の製品情報

モバイルバッテリーや充電器などスマートフォン周辺機器を手掛けるAnkerの開発した技術です

接続されたスマートフォンに最適のスピードで充電するということで

Quick Chargeに対応していない機種にもすばやく充電できます

 

Quick Chargeには及びませんが十分速く、機種を選ばないところがポイント!

こちらを使用すればiPhoneにも急速充電できます

いろいろな仕様や機種の相性を何も考えなくても急速充電ができることが

大きなメリットだと思います

 

検証条件

今回検証に使用する機器を紹介します

スマートフォン

・Galaxy S8

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 Quick Charge2.0に対応

 バッテリー容量は3000mAhです

 画面も大きくスペックも申し分なく使いやすいスマホです!

充電器

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・Anker PowerPort+ 3

 Quick Charge3.0対応

 Quick Charge用ポートが1つとPower IQ用ポートが2つ備わっています

 Power IQ用ポートを使用すればiPhoneにも最大2.4A出力で急速充電が可能

 

 外装の仕上げがキレイなのがお気に入りです!

 意外と重いのでコンセントから抜けそうになることもあるのはご愛嬌

充電ケーブル

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・Anker PowerLine USB C & USB A 3.0

 ケーブルはなんでもいいと思われがちですが

 実はケーブルも急速充電に対応したものでないとせっかくの充電器を活かせません!

 

 こちらのケーブルはしっかりした作り&ほどよい柔らかさで

 使いやすく断線の心配もありません

 コネクタ部分が少しゴツイのが少し気になりますので

 使用しているスマホケースによってはつけたまま挿せないこともあるかも

 

充電アダプタ

・ワイモバイルACアダプター

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 ワイモバイルを使っていた時の充電器

 性能としては出力1.8Aです

 

・エレコム ACアダプター(UCB C変換アダプタ使用)

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 エレコム製周辺機器のこの顔('ω')がけっこう好きです!

 ふに顔充電器と勝手に呼んでます

 

 性能としてはよくある出力1.0Aですね

 裏面に5V=1Aのように記載があります

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 接続端子がmicroUSBなので、microUSB→USB-C変換アダプターを使用します

 

その他条件

20%→100%の充電にかかる時間を計測

充電中はスマートフォンを使用せず放置(充電の確認のみ)

 

なるべく同じ条件で充電していきます!

 

ちなみにGalaxy S8はQuick Charge2.0対応

充電器のAnker PowerPortはQuick Charge3.0対応なので

今回使用される規格は共通して対応しているQuick Charge2.0となります

 

実際に検証してみた

 検証のパターンは次の4つです

  1. Quick Charge2.0にて充電
  2. Power IQにて充電
  3. 1.8Aの充電アダプターにて充電
  4. 1.0Aの充電アダプターにて充電

 

1、Quick Charge2.0にて充電

結果

20%→50%  26分

50%→80%  24分

80%→100%  20分

合計  70分

 

2、Power IQにて充電

結果

20%→50%  32分

50%→80%  31分

80%→100%  28分

合計  91分

 

3、1.8Aの充電アダプターにて充電

結果

20%→50%  30分

50%→80%  30分

80%→100%  29分

合計  89分

 

4、1.0Aの充電アダプターにて充電

結果

20%→50%  42分

50%→80%  42分

80%→100%  38分

合計  122分

 

気づいた点

80%を過ぎると充電速度が遅くなる

今回の検証のどのパターンでもそのような結果となりました

このように充電を観察したことがなかったのではじめて知りましたが

バッテリー - なぜリチウムイオンなのか? - Apple(日本)

こちらのAppleの特集ページに説明がありました

80%を過ぎたら充電速度を遅くし、寿命を長くしているそう

 

あともうひとつ観察して思ったのは

98%など満充電まで残りわずかとなってから100%になるまでめっちゃ時間かかるな

ということです

 

それはスマートフォン・充電器双方に過充電を防ぐ仕組みがあるからだそうです

そのおかげで充電挿しっぱなしでも大丈夫

(厳密には気づかない程度の劣化はあるそうですが)

テクノロジーの進歩に感謝ですね!

 

「ジー」という音が気になった

そのほかに気になったところは、上記の3と4で使用したような

通常のACアダプターを使用すると「ジー」という音(コイル鳴き、というらしい)が鳴る点と

(至近距離でなければ気になるほどではないが)

アダプター本体がかなり熱をもつ点です

 

上記Anker PowerPortのような製品を使ったときには

そのような音も熱もなく、不安なく使用できました

急速充電目的で購入しましたが、そのようなメリットもありました

 

まとめ

やはりQuick Chargeは素早く充電できましたね!

買ったかいがありました

 

また、Power IQも早かったですが1.8Aのアダプターも十分健闘したことには驚きです

Galaxy S8の充電可能速度と相性が良かったのでしょうか

 

1.0A出力ではやはり遅いですので、「充電遅いなぁ」と思っているかたは

自分の使用している充電器の裏などを見てみて、「何アンペアか」をチェックしてみてください!

 

実際に急速充電を使ってみると

「もう充電終わってる!?」

と思うこともしばしばありますよ!

 

忙しい朝の時間帯などでも少しの時間で充電できてしまうので

急速充電器はひとつ持っていて損はしないですね

 

Quick Charge3.0対応の機種ではさらに素早く充電できるそうなので

機会があれば検証してみたいと思います

それでは!